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感応

 ここ数日、ひさしぶりに森岡貞香を少し読んでいる。

 ざらめ雪の汚れのひかりまぶしきに凍みの冷たさ連れ添ひたりき
  雪ののち光れる水を踏みてこし人にしあれば時間を問ひぬ
  濃く赤き林檎を擁し立つ人の視線 愛と死と近似せる
  まのあたりいちやう黄葉の散りかたの一気なるとき飛び込む雀ご

 木や鳥や雪といったものが、ある種普通にのべられている。一見、華々しい表現ではない。でも、どこか生々しく、立ち上がってくる世界がある。森岡作品を読むとき、自分が逆に世界から普段切り離されていることを感じる。職場で、また家族といて、感情が揺り動かされ、肉体は疲れ、それなりに現実的な生の感覚はあるはずなのに、森岡貞香の短歌を読むとき、なぜか自分が世界と感応していなかったという感覚を持つ。
 世界とは、もっと濃密なもので、言葉によって感応していかないといけないものなのだ。

 (こちらのブログも更新しました)

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