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お姉さん

 夏休み前のことであるが職場に今年度の新入社員が配属になった。
 院卒で、24歳だかそのくらいの男子。職種職場の性質上、新入社員の配属は珍しい。(どっちかというといろんな分野で経験を摘んだキャリア軍団の職場なので)
 夏休み前、その新人君の歓迎会が開催された。歓迎会の席順でたまたま私は新人君の近くだったが、たしかに近くで見れば見るほど若い。周囲の人に
「年齢的にも、私の息子くらいの年齢ですね」
と言ったら、周囲の人は気を遣って
「そーんなぁ、息子なんてことありませんよぉ。吉浦さんは彼から見たらお姉さんですよ、お姉さん」
と、とりあえず言ってくださる。
で、そうよね~、わたし、若く見えるし、お姉さんよね~、という気になった。

 歓迎会は、一次会、二次会・・とあり、その二次会のお開きの際、その新入社員君、独身寮に入っているのだけど、(そのとき配属二日目)二次会の場所から寮への帰り方が今ひとつわかっていない様子。そもそも彼は大阪出身ではなく、大阪自体不案内な様子。
 寮の場所から見て、帰る経路としてはそのときのメンバーの中で私が一番彼に近い。で、私が、彼を寮へ確実に帰れる乗り換え駅である梅田までしっかり送っていく担当に。普通、男性が女性を送るものではないかという突っ込みはさておき、私は彼を、梅田で阪急に乗せるという役を担った。
 二次会のあった場所の最寄駅で、私+新人君、と、他方向に帰るその他のメンバーで分かれた。分かれる間際、他方向に行くメンバーの一人のおじさんが、新人君と私を交互に見て、私に向かって、言った。
「ちゃんと彼を梅田に連れてってや。」
あ、はい・・・と私がいうと、さらに、キッと私の目をみて、おじさんは言った。
「頼むで、おかん!」
・・・おかん?。
 お姉さんじゃなかったんすか、私は~。あなたも一次会では「お姉さん」と言ってたじゃないですか~と言うのは声には出さず・・・
 ま、やっぱりおかんなのね、私は。(しかし、50代のおっさんから、おかんと言われるおぼえはないが・・。)
 で、ちゃんと彼を梅田で阪急電車に乗せ、ほっとした私であった。

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