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桜餅といちご

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 前の日記が「桜の思い出」で、今日は桜餅。桜つながりだけど、何の関係もありません(^^ゞ。

 水曜日夜、教会の祈祷会に行った帰り、駅まで同じ方面でいっしょに帰っていた男性が、とあるスーパーの前に来たところで、急に立ち止まって、「あ、そうだ、ここで・・」と、もぞもぞ。なにか買い物でもあるのかな?わたしは早く帰りたいのだが・・・と様子をうかがうと、「牛丼買ってあげる」と男性はすたすたとスーパーへ入っていかれた。
 は?牛丼??。しかも「買ってあげる」って???
 なぜその男性が私に牛丼を買うのか????
 その男性はどう考えても、ひっくり返って考えても、わたしに「気がある」ということはありえない。(ちなみにその男性は私の父親と同年である)
 そんな世俗的なおもんぱかりを越え、神の愛に満ちている教会員であれば、唐突にだしぬけに、恵まれない女性教会員に牛丼を買ってあげたくなることもあるのだろうか?信仰歴浅い私としてはよくわからない・・・。

 「え、牛丼すか~?」
 と私は狐につままれたような感じなのだが、その方は、どんどんスーパーに入っていかれる。その方の後を追って、私もあたふたとスーパーへ。その方はさらに揺るぎない足取りで牛丼売り場(というか惣菜売り場)へ。
 ところが、牛丼、売り切れだったのです。
 しかし、その方はめげず、じゃあ果物でもと果物売り場へ。
 「イチゴは好きですか?」
 「はあ・・・好きですが」
 その方は、けっこう粒の大きな高そうなイチゴをすかさずかごへ1パック入れ、さらに「お菓子なんかどうでしょう?」とお菓子売り場へ行きそうな勢い。
 あー、やめて~。私はお菓子は食べない~。(酒は飲むが、私はお菓子は基本的に家では食べない)
 でもその方はすたすたお菓子売り場をめざしていかれる。
 ところが途中、和菓子売り場があり、そこに桜餅があった。
 男性、「桜餅なんかどうですか?」
 お菓子は食べない私だけど、例外的に、桜餅は好き。
 「桜餅好きです」
 というと、その方は、桜餅を、かごへ。しかも、その売り場には桜餅が2種類あって、その2種類とも(つまり2パック)かごへ。
 え、2パックも???息子は桜餅食べないし、2パックあっても困る~
とオタオタしている間に、レジも済ませ、いちご1パック+桜餅2パックの入った袋を手渡された。
 「は・・、どうもありがとうございます」
 と受け取ったものの・・
 はて?
 なぜ、いちごと桜餅を私はいただくのであろうか?男性の揺るぎない態度に圧倒されつつ怪訝な気分・・

 駅の前で、その方と別れた後もどうも解せない。
 その日の祈祷会で、私がその方のことを祈ったからだろうか?(私はその場にいる方のことは、なんだか気恥ずかしいので、普通は祈らないのだけど、その方は、再来週から入院される予定とのことで、それはやはり祈りたいと思って、入院・治療の無事を祈ったのだった)でも、教会員同士が、それぞれのために祈るっていうのは本来、特別なことではないし、祈ったからお礼にイチゴと桜餅くれた・・・というのはなんか違うような気がする。
 と考え考え電車に乗っていたら、降りる頃、ようやく思い至った。
 その方は教会の短歌クラブの方で、ちょっと前に、自作短歌を10数首、個人的に持ってこられて、「読んで欲しい」と言われたのだった。
 それで、一生懸命読んで、先週、感想を書いてお渡ししたのだった。私は、別に<先生>でもなんでもないので、「読んで欲しい」と言われてもどう対応していいのか、ある意味困ってしまうのだけど、「通常、歌会などで批評するような形で感想を書かせていただきます」と、批評文を書いてお渡しした。
 私自身のポリシーとして、どんな形であれ、「読んで欲しい」と私自身に対して与えられた作品には基本的に出来る限り誠心誠意対応する、というのがあって(当たり前といえば当たり前だが)、「一生懸命読んだ」というのは嘘ではない。嘘ではないし、感想を書くために、それなりに労力もかかったのだが、書き終えた時点で、もうすっかりそのことは忘れ果てていた。
 忘れ果てていたけど、男性のほうは覚えてくれてて、その一生懸命がいちごと桜餅になった・・・のだろう・・・、きっと。
 そう思うとなんだか愉快。

 写真は、気合で食べた桜餅2パックの最後の一個。
 この最後の一個も食べ、2パック完食。

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