« 結膜炎 | トップページ | 問われていること »

『それでも人生にイエスと言う』

 『それでも人生にイエスと言う』という題だけ見ると、いかにもやわらかな(でも人をみくびった)物言いで俗っぽい人生訓を垂れ流すエッセイストの本か、ビジネス系の実用啓蒙書って印象もあるが、この著者が、『夜と霧』のV.E.フランクルとなるとまったく違った感じを持つだろう。
 著者がナチスの強制収容所から開放されて一年後の、1946年の講演をまとめたもの。たいへん平易な文章でわかりやすいといえばわかりやすいのだけど、書かれている内容自体は深いものなので、それほど読みやすいわけではなかった。でもとても良い本だった。
 -こんにちでもまだ、「意味」や「価値」や「尊厳」といった言葉をためらいなしに口にすることができるひとがいるだろうか・・・
 本書はこの問いから入る。60年前の問い。

|

« 結膜炎 | トップページ | 問われていること »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/66828/11987887

この記事へのトラックバック一覧です: 『それでも人生にイエスと言う』:

« 結膜炎 | トップページ | 問われていること »