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手放すこと

 ある組織のHPの管理をやっていたのだが、処々の事情から最近更新ができていなかった。その組織と自分の関係を見直している時期でもあり、気にはなりつつ3週間ほどそのままにしていた。
 今日、ふと気になってHPを見て愕然とした。HPが知らぬ間に様変わりしていた。全体構成まで変えられ、私が作ったページがほぼすべてリンクからはずされていた。私が作っていた部分で残っているのは表紙のフォーマットだけであった。この一年ばかりボランティアで苦労して作ってきたものが消されていたのである。
 これはあまりに酷いのではないか。いくら更新が遅れているといっても営利団体のHPではない。専任の業務としてやっていることではなく、ボランティア的にやっていたことである。前任の管理者の頃から、数ヶ月更新がないことはざらにあった。しかもまだ管理人である(と思っていたのは私だけかもしれないが・・・)私になんの通知もなく・・・。さくっと消されていた。しかも私自身が組織からの去就も含めて考えている時期であり、まだその結論も出ていない時にこういうことをされるというのは、組織からみたら私は「もうすでに居ない人」という扱いなのだということがひしひしとわかった。
 もう管理人として不要、さあこの組織から出て行ってください、ということなのだろう。
 その組織と私をつないでいたのは今ではひょっとしたらそのHPの管理という一点だけだったのかもしれないのだから、たしかにもうわたしがそこに居る理由はないのだ。心に冷水を浴びせられたような・・・という決まり文句の心情がまさにそのままわたしのものとなった。

 非常に悲しいことだったけど、結局、<自分のぶん><わたしのもの>などはなにもない、ということなのだ。神様は手放すことを時に迫ってこられるのだ。

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