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バラバ

 なかなか諸事多難。かつ出張が多く忙しい。
 ブログが書けないことが多いですが元気ですのでご心配なく。

 本棚にあり、ずっと読んでいなかったスウェーデンのノーベル賞作家ラーゲルクヴィストの『バラバ』を読んだ。バラバはキリストのかわりに恩赦を得て十字架刑を免れた凶悪犯。ゴルゴダでキリストの死を見て以降のバラバを描いている。もちろん史実そのままではなく、たぶんにフィクションなのだろう。単純にその後、彼は改心しました、という福音物語ではない。偶発的にであれ、キリストや多くのキリスト教徒と関わりながら、みずからの死のそのときまで、神と人を拒み続けた深い深い彼の魂の闇に暗澹とする。
 暗澹としつつも、闇がふかければふかいほど、やはりそこには<あるもの>があるのだ、とわたしは感じた。(←なんだかわからん表現ですが)

うしろ手に扉閉ざしてエレミア書もっとも好む夜あり渇きて
                 『バルサの翼』小池光

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