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はがき

 昼間は汗ばむような晴天でも、夕刻以降は、「寒い」という言葉がぴったりする冷えこみ。ここ数日来の鼻かぜを抱えて帰宅。鼻かぜが咳に移行しつつある。こういう夜はことに心さびしい。しかしそれはどこか心慣れたさびしさであって、外灯に少し明るんだ木々の葉を揺らす風のように昔々から知っている懐かしい感慨のようでもある。

 ポストに葉書。「近々、短歌にはなれつつある気色見えるのが残念・・」。

 数年前まで確かにあったもろもろのもの・・それはたとえば日曜日の夕暮れ時の窓にひびく子供の声。ごくごくささやかな意味で<今日より明日>と思えた楽天性。なにもかも四散してしまったところに残るものはなにか。

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「短歌」カテゴリの記事

コメント

藤村さん

 コメントありがとうございます。しかしおそらく藤村さんの感じてくださっているところとは私は少し違うところにいるようです。

 プラグマティズムは詩を殺します。しかし生活はプラグマティズムです。「詩的な言葉」も詩を殺します。プラグマティズムよりたちが悪いです。
 そういうものにしずかに殺されていく気はさらさらありません。 

時間はたしかに前に流れていくもので
あのときはたしかにあったものが確実に
なくなっていく
それを悲しいとか喪失感とかと言ったら
ちょっと違うかなという感じ。
子供の声 楽天性・・
わたしにはあるようでなく
ないようであるかもしれぬもの

はがき1枚 でも
だれかが自分を気に掛けてくれて
短歌から離れないで というメッセージ
くれるなんていいですね

短歌とはすっかり離ればなれの私が
言うのもまったく変ですが
表現の手綱は 放さずにもっていて
いつの日か書き殴りたい日がきたら
そのとき が書くときです きっと

生意気なこといってすいません
短歌がんばつてください
吉浦さんには短歌があってると思う
私には紡げない世界がありますもの

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