« 研修 | トップページ | 烏賊 »

サタン

 なんだか体がダルい。ここのところずっとダルいのである。このダルいところにもってきて、仕事から帰ってきて勢いでビールを飲んだりすると、ストレスは発散できるのであるが、結局のところ、さらに体によくないような気がする。
 で、体調面とダイエットと節約の観点から、「家での晩酌はいっさいしない」と決めた。これまでも一日1本までとか、週にどれくらいとか、休肝日を作るとかあれこれ考えたが、うまく守れなくてかえってそのことがストレスになったりした。で、そもそも中途半端に飲んだり飲まなかったりするのも煩雑なので、すっぱり、基本は家では飲まない、ということにしようと思う。(外でたまに楽しく飲むのは飲みますが(^^ゞ)

 礼拝ののち、拡大求道者会。ある60代の女性の波乱の人生と神様とのかかわりの話を聞く。その波乱の人生もショッキングであったが(ま、短歌関係者にもかなり波乱万丈な人生を送っている人がいるので、その方の人生そのものにものすごくびっくりした、ということではなかったが、神様とのかかわりという点で味わい深い話だった)言葉として印象に残ったのが
サタンって魅力的なんですよね
ということ。
 その人は若い頃、まったく神を信じない唯物論者の知人をみて「ああこれがサタンだ」と最初に感じたらしい。しかしその唯物論者の知人は、勉強家で知識もあって、とてもその論を打破することはできなくて、むしろ魅力的な人だったのでどんどん引かれていったという話だった。その人は結局その「サタン」から後年手痛い経験をすることになったのであるが・・。その話をきいて、わたしもサタンってのはそんなもんだろうな、としみじみと思ったのであった。(唯物論者や無神論者が「サタン」というわけではありません、この人にとってたまたまその知人は「サタン」であったということです)
 サタンというのは、キリスト教に関係のない人にはわかりにくい概念だと思う。絵本に出てくるような尻尾がはえてヤリもっているイメージ(^o^)とか、魔王のような?感じをもたれるだろうか。
 実際のところ、私もよくはわかっていないのだけど、基本的に、人間を神から引き離す誘惑を行う者、と理解している。たとえばイブに禁断の実を食べるようにそそのかしたヘビもサタンだったという話である。このヘビのように直接的に危害を加えはしないけど、サタンは言葉巧みに人間を悪の方向に仕向ける働きをするらしい。
 基本的にサタンはむしろサタンらしい様子や態度はまったく見せず人間に近づいてくる。魅力的であり、むしろ正義のふるまい、善人のたたずまいで近づいてくる。なにも直接に神とか信仰に関わることに介入してくるのではなく、日常生活のいろんな局面でサタンはささやきかけてくるらしい。たとえば、人から家族や大事な人を思う心を失わせるために、野心を燃え立たせるような「すばらしい仕事」やら「地位」を与えようとする働きも、ある場合は「サタン」の仕業ということだってあるだろう。本人は、ビッグチャンスと思って(もちろん最初は家族や大事な人を喜ばせようとも思って)全力で仕事に邁進しているうちに、ほんとに大事なことを見失っていくこともあると思う。
 私自身、いままでの人生で「サタン」っていたなあ、と思うのだ。そのサタン(たち)は魅力的だったし、「良い人」だったり、「超ラッキー」と思われることだったりして、時に、私の人生にひとときの華やぎを与えてくれたり、あるいはしばしのやすらぎを与えてくれた。
 サタンの仕業であればあるほど、一時の華やぎや喜びは大きい。そういう一時的な蜜を運んでくるのもサタンの仕業である・・・とあんまりサタンサタンと書くと、キリスト教に関係のない人から目いっぱい引かれそうなんで、これ以上はやめときますが・・(^^ゞ
 人間である以上、いろんな誘惑に負けてしまうこともあると思う。誘惑はサタンだけに起因するのではなくく、サタンを引き寄せる自分の側の問題というところもあるだろう。ああ、でももうサタンはコリゴリである。
 良き顔、良きふるまい、とびきりの蜜だったものが、時期をへるうちに、むなしく感じられたり、なにか自分にとって無理を強いられるような状態のものに変っているとしたら、注意するべきだと自戒している今日この頃。

|

« 研修 | トップページ | 烏賊 »

「教会・キリスト教」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/66828/6427251

この記事へのトラックバック一覧です: サタン:

« 研修 | トップページ | 烏賊 »