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バスキン

 風邪が抜け切っていないのか、少々、からだがだるい。
 だるい体を起こして、ずっと前から行こうと思っていた心斎橋の大阪市立近代美術館(仮称)所蔵名品展に行く。
 中ノ島に建築予定の近代美術館用のコレクションの一部の公開。今回の公開は、50点ほどと数は多くないが、美術はまるきり素人の私がみても、かなり質の高い内容と思われ、見ごたえは充分であった。
 ユトリロ、ダリ、キリコ、モディリアーニ・・・等々、ここ百年の作品が公開されている。
 私が個人的に興味をもったのは、パスキン。はずかしながら、今まで名前も知らなかった。
 「サロメ」と絵本「サンドリヨン」の挿絵が展示されていたが、とても繊細な筆致で、非常に心引かれた。
 「サロメ」なんて、普通かなりまがまがしいイメージをもつのだけど、やわらかい、ほわんとした感じであどけないとすら思える「サロメ」像が逆にどこか異様で、こころ引かれた。
 調べてみると、かなり破滅型の生活をしていた画家のようで、45歳で自殺したそうである。
 展示自体もよかったし、バスキンを知ることができたのもよかった。
 それにしても20世紀前半くらいまでの作品には心を引かれるのだけど、第二次世界大戦後以降くらいの作品にはぜんぜん心引かれないなあ・・。美術展を見に行っていつもそうおもう。

 ところで私はミナミにはほとんど行くことがなく、心斎橋もほんとにひさしぶりだった。久しぶりに行ったら、「なんて都会なんだ〜」と圧倒されてしまった^^;思わずここは東京じゃなかとね!?とも思ってしまった。(→発想が田舎もの)
 キタの梅田近辺でも若い人がいくようなところには私はあんまり行かないからキタよりミナミが若いってこともないのかもしれないけど、今日の印象では、心斎橋周辺を歩いている層の若さにびっくりしてしまった(ただし、むちゃくちゃ若くてがきっぽいということもない)。そして皆さん、おしゃれである。うーん、次にミナミにいくときはもすこし服装を考えていこう(^^ゞ


即詠
<グロスレイの教会>のうへユトリロの空あり午後4時40分の

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